小林幸子全曲集 越後絶唱

小林幸子( こばやしさちこ ) 小林幸子全曲集 越後絶唱歌詞
1.越後絶唱

作詞:たかたかし
作曲:遠藤実

冬の越後は 涙も凍る
まして子を持つ 女には
あなたがいない 淋しさつらさ
泣いてるばかりじゃ 暮らせない
がんばって がんばって つよく生きるのよ
吹雪く北風に 耐えて咲く 母子草(おやこぐさ)

わが身けずって 育ててくれた
母の苦労が わかります
お腹をすかせ お乳をねだる
紅葉(もみじ)の手をした この命
泣かないで 泣かないで つよく生きるのよ
夢を胸に抱く 愛の花 母子草(おやこぐさ)

雪の重さに 身をしならせて
竹と女は 冬を越す
越後の里に 花咲く頃は
この子も元気に 歩きだす
がんばって がんばって つよく生きるのよ
春はきっと来る きっと来る 母子草(おやこぐさ)


2.イチマディン~永遠に…

作詞:小林幸子
作曲:小林幸子

遙か続いている 地平線の果てに
いつか見た天使の ゆりかごを探しに
月の光よ 照らしておくれ
悲しみの無い 夢の国まで
人は愛を信じ 故郷(ふるさと)を離れて
人は夢を無くし 故郷に帰る

ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァイ
ムデゥ ティ クゥ ワー

ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァイ
ムデゥ ティ クゥ ワー

君は自由という 羽をつけはばたき
思い出の宝石 ひとつずつ捨ててく
時の運命(さだめ)に 虹は消えても
まぶた閉じれば 泡沫(うたかた)の夢
人は愛を信じ 母の胸を離れ
人は夢を無くし 母の胸に帰る

アンマー ティ
アンマー ティ
アンマー ティクワ
ムデゥ ティ クゥ ワー

アンマー ティ
アンマー ティ
アンマー ティクワ
ムデゥ ティ クゥ ワー

ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァイ
ムデゥ ティ クゥ ワー

ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァー
ワァ ニン クァイ
ムデゥ ティ クゥ ワー


3.女の円舞曲(ワルツ)


4.幸せ

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

夢なら醒める ああいつかは醒める
見なけりゃよかったのにと言われても
それでも夢が 醒めるまでのあいだ
見てたことを幸せと呼びたいわ
あなたの町が 窓の向こうで
星のように遠ざかる電車で思います
幸せになる 道には二つある
一つめは願いごとうまく叶うこと
幸せになる 道には二つある
もう一つは願いなんか捨ててしまうこと
せんないね せんないね
どちらもぜいたくね
せんないね せんないね
これからどうしよう
幸せになりたいね

旅の途中の ああ雪降る駅で
なぜ降りてしまったのかわからない
あなたは来ない 追いかけては来ない
当たり前ねと小さく笑います
急ぎ足では 遠ざかれない
雪の粒より小さな夢をまだ見てるわ
幸せになる 道には二つある
一つめは願いごとうまく叶うこと
幸せになる 道には二つある
もう一つは願いなんか捨ててしまうこと
せんないね せんないね
どちらもぜいたくね
せんないね せんないね
これからどうしよう
幸せになりたいね

幸せになる 道には二つある
一つめは願いごとうまく叶うこと
幸せになる 道には二つある
もう一つは願いなんか捨ててしまうこと
せんないね せんないね
せんないね せんないね
幸せになりたいね


5.雨の屋台酒

作詞:吉岡治
作曲:弦哲也

知らぬ同士が 肩よせて
心の木枯らし 聴いている
酔っていますよ 酔っていますよ
あ〜あんた
吐息まじりの ぐい飲みで
手酌がせつない 雨の駅裏 屋台酒

浮気虫なら 飛んでゆけ
迷子になっても 知らないぞ
口とうらはら 口とうらはら
あ〜あんた
惚れてつくした 人だもの
あんたに逢いたい 雨の駅裏 屋台酒

待てば日和(ひより)も くるという
おでんに人情も しみている
泣いちゃいないわ 泣いちゃいないわ
あ〜あんた
少しからしが きいただけ
灯りが濡れてる 雨の駅裏 屋台酒


6.いそしぎ

作詞:吉岡治
作曲:弦哲也

泣かせて 少しだけ
あとはお酒にまかせます
かなしみ笑いに
わたしなれてる 都会のいそしぎ
ああ 馬鹿ですネ
抱かれりゃ 愛だとすぐ信じ
ああ 馬鹿ですネ
別れりゃ ピーピーすぐ泣いて
それでも 空を飛びたがる
哀しい いそしぎ

忘れて いい加減
二度や三度の恋じゃなし
ひとりが似合いの
ガラス細工の 都会のいそしぎ
ああ 馬鹿ですネ
抱かれりゃ 女がさむざむと
ああ 馬鹿ですネ
生きてることさえ 忘れそう
あなたの空を 恋しがる
愛しい いそしぎ

ああ 馬鹿ですネ
抱かれりゃ 愛だとすぐ信じ
ああ 馬鹿ですネ
別れりゃ ピーピーすぐ泣いて
それでも 空を飛びたがる
哀しい いそしぎ


7.とまり木

作詞:たきのえいじ
作曲:たきのえいじ

そぼふる雨なら 防げるけれど
冷たい心は 隠せない
やせた女の とまり木に
背中をむけた にくい人
すがって行きたい あなたの後を

お酒でごまかす このさみしさを
つまびく夜風が 目にしみる
枯れた女の とまり木を
せめても一度 抱きしめて
ひとりじゃさみしい 眠れない

離れて暮らせば 他人と同じ
しあわせこぼした 身が悲し
よわい女の とまり木を
あなたその手で 包んでよ
他にはなんにも 欲しくない


8.ひと晩泊めてね

作詞:喜多條忠
作曲:美樹克彦

ひと晩 泊めてね
明日になれば このまま何処かに
旅に出るから
突然 ごめんね
やっぱり私 淋しくなったら
ここに 来るのね
あの人今ごろ 手紙を見てる
やさしい人には 翼があって
私のちからじゃ 縛っておけない
涙とあなたが 最後の友達
ひと晩 泊めてね

シャワーを 貸してね
部屋から出たら いきなり雨でしょ
ついてないわね
昔のまんまね
洗濯ものは ついでがあったら
出しておいてよ
男と女は 不思議なものね
いっしょに居るほど 見えなくなって
憎んだぶんだけ 愛していたのね
涙とあなたが 最後の友達
ひと晩 泊めてね

涙とあなたが 最後の友達
ひと晩 泊めてね


9.恋蛍


10.命しらずの渡り鳥~次郎長風雲編~


11.やんちゃ酒(セリフ入り)


12.泣かせ雨

作詞:麻こよみ
作曲:水森英夫

あなたの心に 誰かいる
気づいた時には 遅すぎて
窓にしとしと そぼ降る雨よ
頬に時計の 跡つけて
酔ってうたた寝 夜の中

二ヶ月(ふたつき)泣いても まだ泣ける
痩(や)せた心に 酒を注ぐ
薄い灯りに とまり木酒場
どうせ朝には 覚(さ)めるのに
恋に未練の ひとり酒

つかんだつもりの 幸せが
指の空(す)き間(ま)に こぼれ散る
にじむ涙よ そぼ降る雨よ
酒でなだめる 胸の傷
揺れて淋しい ほつれ髪


13.雨月(つき)伝説


14.約束

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

母の手にすがり乍ら 歩いたあの道を
いつか私も同じように 歩きたいと思ってた
思い出はセピア色に いつも坂の途中
大きな樟の枝の向こう 遠く海が見えた

道ばたの名もないは花 あなたに見えますか
ある時母は振り向いて 約束しょうと云った
それぞれに人は誰も 自分の色で咲く
いつか必ずしあわせに咲くと 約束してね

悲しみは棘に変わってく
甘えたら色は褪せてゆく
思いどおりには 生きられないけれど
一生懸命咲いてね

あなたの背中はいつも とてもあたたかだった
どんな時でも私を 信じてくれた
憶えています必ず 約束は守ります
あの人と二人きっと 笑顔で咲きます


15.おもいで酒

作詞:高田直和
作曲:梅谷忠洋

無理して飲んじゃ いけないと
肩をやさしく 抱きよせた
あの人 どうしているかしら
噂をきけば あいたくて
おもいで酒に 酔うばかり

ボトルに別れた 日を書いて
そっと涙の 小指かむ
あの人 どうしているかしら
出船の汽笛 ききながら
おもいで酒に 酔うばかり

いつかは忘れる 人なのに
飲めば未練が またつのる
あの人 どうしているかしら
くらしも荒れた このごろは
おもいで酒に 酔うばかり


16.雪椿

作詞:星野哲郎
作曲:遠藤実

やさしさと かいしょのなさが
裏と表に ついている
そんな男に 惚れたのだから
私がその分 がんばりますと
背(せな)をかがめて 微笑み返す
花は越後の 花は越後の
雪椿

夢にみた 乙女の頃の
玉の輿には 遠いけど
まるで苦労を 楽しむように
寝顔を誰にも 見せないあなた
雪の谷間に 紅さす母の
愛は越後の 愛は越後の
雪椿

つらくても がまんをすれば
きっと来ますよ 春の日が
命なげすて 育ててくれた
あなたの口癖 あなたの涙
子供ごころに 香りを残す
花は越後の 花は越後の
雪椿